お墓のことと仏壇のこと
こんにちは。
海洋散骨の企画運営の広島のアスターせと
葬祭トータルサポートセンターの
ファミリー葬さくらです。
先日某所でセミナー講師のご依頼があり、
お墓のことや仏壇のことを改めて考える機会ができました。
歴史的背景から。
お墓は江戸時代中期~後期にかけて
一般的な「○○家の墓」が広がってきました。
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お仏壇は江戸時代初期~中期にかけて
家の中に『小さなお寺』として
各家庭にお祀りされるようになりました。
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いずれも江戸時代の寺請(てらうけ)制度からの流れです。
やがて人々が手を合わせて安らぎを得たり
親族の絆を認識したり
祖先を敬う対象として
日本人にとって大切なものとして
扱われるようになりました。
しかし最近は少し事情が変わってきました。
一つは宗教心の薄れ。
そして継承者の問題。
住宅事情もあります。
各家庭に大切に受け継がれていた
お墓や仏壇が
頭の中では『大切なもの』と認識しているけども、
果たして子や孫にとって同じように『大切なもの』として受け継ぐことができるのか?
むしろ『お荷物的』な存在になるのではないかという危惧。
そういった認識の変化が
お墓や仏壇の在り方の変化へとつながっていくのです。
墓地墓苑もそういったニーズに応えるように、
今では永代供養だけではなく
13年や33年を区切りに
その後は合同墓に合祀するシステムを用意していたり、
納骨壇のように、ロッカー状の箱に納骨したり。
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さらにお骨を残さない方法、
弊社が取り扱っている海洋散骨など、
多様化が進んでいます。
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と同時に墓じまいや改葬(お墓の引っ越し)も増えています。
同様に仏壇においても
もっと維持管理の負担が少なくなるように、という流れで
マンションなどに違和感のない家具調でコンパクトな仏壇、
さらには壁掛け仏壇やデジタル仏壇…。
こちらも多様化していると同時に、
やはり仏壇じまいも増えています。
各家庭で事情もいろいろ変わってきます。
しかしこれだけ多様化していると
後悔しないためには「まずは知ること」が重要になってきます。
代々引き継がれていくものですので、
例えば、10年後、20年後、50年後には、
我が家の状況はどのように変化しているのか?
子どもがいるいないももちろん重要なことですが、
その子が、その孫が、
地元に残ってお墓やお仏壇を守り続けてくれるという保証はありません。
もちろん日本人として手を合わすことも大切な文化です。
自分亡きあと、粗末にならないように
各家庭の事情を考えながら、
先々のことも熟考し、
まずはどんな方法があるのか知り、
子や孫が大きな負担にならない選択をするのが重要になってきます。
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(ファミリー葬さくらホール運営)
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