広島市で亡くなったときの流れ【第2回】ご遺体搬送と安置について

目次
はじめに|この回でお伝えすること
第2回では、
**ご逝去後、葬儀社が到着してから行われる「ご遺体搬送」と「安置」**について解説します。
この段階は、
- 気持ちが追いつかない
- 判断を急がされているように感じる
という方が非常に多い場面です。
広島市の実情を踏まえながら、
後から「知らなかった」とならないためのポイントを整理します。
ご遺体搬送とは
葬儀社へ連絡すると、
指定された場所(病院・施設・自宅など)へお迎えに来ます。
搬送先は主に次の2つです
- 葬儀社の安置施設・会館
- ご自宅
広島市では、
葬儀社の安置施設へ直接搬送するケースが多いのが現状です。
ポイント①|最初の電話で伝えておきたいこと
葬儀社へ連絡する際、
次の点は 最初に伝えておくと話がスムーズです。
- どこで亡くなられたか(病院・施設・自宅)
- これから 自宅へ連れて帰りたいかどうか
- 菩提寺の有無(わかる範囲で)
特に、
「一度、自宅へ連れて帰りたい」
という希望がある場合は、
必ず最初の電話で伝えることが大切です。
自宅安置と安置施設の違い
自宅安置
- 住み慣れた場所で故人と過ごせる
- 親族が集まりやすい
- 住宅事情によっては難しい場合もある
安置施設
- 温度管理などを任せられる
- ご自宅の準備が不要
- 面会時間が決まっている場合がある
どちらが良い・悪いではなく、
ご家族の状況に合わせて選ぶことが大切です。
ポイント②|安置期間は必ず必要です
よく
「病院から直接、火葬場に行けたら楽でいいですよね」
と言われることがありますが、現在それはできません。
法律により、
亡くなられてから24時間は火葬ができないと定められています。
そのため、
- どの葬儀形式であっても
- 直葬を選ばれた場合であっても
必ず一晩以上の安置期間が必要になります。
新型コロナウイルス感染症が流行していた時期には、
特別な感染症対応として
病院から直接火葬場へ向かうケースが多くありました。
しかし現在は、感染症法上の位置づけが5類となり、
通常の対応に戻っています。
そのため、広島市でも全国共通で、
- 病院 → 火葬場へ直接行くことはできない
- 必ず安置する場所が必要
という流れになります。
この点を知らずにいると、
「思っていた流れと違う」と感じてしまうこともあるため、
事前に知っておくと安心です。
搬送料について知っておきたいこと
- 搬送料がプランに含まれている葬儀社
- 別途費用がかかる葬儀社
があります。
あとからのトラブルを避けるためにも、
- 搬送距離
- 深夜・早朝料金の有無
については、
初回の説明時に確認しておくと安心です。
広島市ならではの特徴(安置期間)
広島市では、
- 火葬場の待ちがほぼないため
- 安置期間が数日〜1週間になることは稀です
そのため、
- 自由葬などで
時間をかけた演出を行うケースは少なく - 比較的早い日程で
葬儀全体が進む傾向があります
これは首都圏や関西圏との大きな違いです。
次回予告
- 通夜・葬儀の日程はどう決まるのか
- 広島市で多い宗派と注意点
- 打ち合わせで必ず確認したいこと
を、実務目線で解説します。


コメント