広島市で亡くなったときの流れ【第4回】葬儀の内容と広島市ならではの考え方

第4回では、
**通夜や葬儀の中身、食事の考え方など、実際の「式の内容」**について解説します。
全国共通と思われがちな部分でも、
広島市では独自の考え方や慣習が残っている点があります。
「他地域の話と違って戸惑った」
とならないよう、実務目線で整理します。
通夜について(広島市の考え方)
広島市では、
- 通夜には多くの方が参列するが
- 通夜後の食事は近親者のみで行う
という形が一般的です。
通夜振る舞いについて
- 参列者全員に食事を出すことは少なく
- 一般の方は焼香後、そのままお帰りになるケースが多いです。
そのため、
- オードブルの盛り合わせ
- お寿司の盛り合わせ
など、人数の増減に対応しやすい料理がよく選ばれます。
※関東などでは、通夜参列者全員に料理を振る舞う地域もあり、
この点は大きな違いです。
葬儀当日の食事(精進落とし)
広島市では、
火葬場で火葬を待つ時間に食事をとることが多くあります。
ポイント
- 火葬待ち時間は1〜2時間程度
- その間に、用意したお弁当をいただく形が一般的です
- 人数分の手配が必要になります
高齢の方や小さなお子さんがいる場合など、
無理のない形を葬儀社と相談すると安心です。
初七日について(式中初七日)
本来、初七日は
命日を一日目として数え、七日目に行う法要です。
しかし近年は、
- 参列者の都合
- 遠方から来られる方の負担
などを考慮し、
**葬儀の中で初七日を行う「式中初七日」**が増えています。
注意点
- 寺院によっては、式中初七日に対応できない場合があります。
- 一日葬の場合も、対応可否は寺院ごとに異なります。
そのため、
必ず事前に菩提寺へ確認することが大切です。
一日葬について(広島市での浸透)
一日葬は、
- 通夜を行わず
- 葬儀(告別式)と火葬を1日で行う形式
です。
広島市でも、
この数年で一日葬はかなり浸透してきました。
ただし、
- 寺院によっては一日葬に対応できない
- 初七日との兼ね合いが必要
といった点があるため、
事前の確認が欠かせません。
自由葬について(広島市の事情)
自由葬(無宗教葬)は、
- 宗教儀礼を行わず
- 故人らしさを大切にしたお別れ
ができる葬儀形式です。
首都圏や関西では、
火葬場の予約待ちが5〜10日になることもあり、
- 写真や思い出の品の展示
- 生い立ちをスライドショーで紹介
など、時間をかけた演出が行われることもあります。
しかし広島市では、
- 火葬場の待ちがほぼないため
- 準備期間が非常に短く
凝った内容を準備する時間が取れないケースが多いのが実情です。
自由葬や仏式葬儀など、葬儀の形式は宗旨宗派によって考え方が異なります。
特に広島市では、浄土真宗を中心とした仏式葬儀が多い点が特徴です。
葬儀の種類や宗旨宗派ごとの違いについては、
広島のお葬式の種類と宗旨宗派ごとの考え方
を参考にすると、理解しやすくなります。
仏式葬儀が多い広島市
全国的に見ても、
仏式の葬儀は全体の9割以上を占めています。
広島市でも同様に、
仏式葬儀が大多数を占めており、
特に浄土真宗が多く見られます。
この点も、
葬儀内容を考える際の前提として知っておくと安心です。
次回予告
- 永安館(高天原)・西風館などの特徴
- 利用料金と注意点
- 市民と市外の違い
について解説します。


コメント