広島市で亡くなったときの流れ【第3回】葬儀日程と打ち合わせの進め方

はじめに|この回でお伝えすること
第3回では、
**ご遺体搬送・安置のあとに行う「葬儀の打ち合わせ」**について解説します。
この打ち合わせでは、
- 葬儀の日程
- 葬儀の形式や内容
- 費用に関わる部分
など、短時間で多くのことを決めていく必要があります。
広島市の事情を踏まえながら、
慌てずに進めるための考え方と確認ポイントを整理します。
葬儀日程はどのように決まるのか
葬儀の日程は、主に次の条件をすり合わせて決まります。
- 火葬場の空き状況
- 菩提寺(お寺)がある場合は、その都合
- ご遺族・ご親族の都合
広島市の場合
広島市では、
- 火葬場の混雑が比較的少なく
- 午前中に亡くなられた場合、同日の通夜が可能なこともあります。
首都圏や大阪などでは
火葬まで5〜7日待つこともありますが、
広島市ではそこまで待つケースはほとんどありません。
友引について(広島市の考え方)
全国的には「友引を避ける」という話をよく見かけますが、
広島市では必ずしも当てはまりません。
特に多い浄土真宗では、
- 友引を気にしない
- 日程調整の対象にならない
という考え方が一般的です。
そのため、
「友引だから日程をずらさないといけない」
と心配する必要はないケースも多くあります。
※他宗派やご親族の考えによっては配慮が必要な場合もあります。
葬儀の形式とプランの打ち合わせ
打ち合わせでは、
葬儀の形式(一般葬・家族葬・一日葬・直葬など)と、
それに応じたプランを決めていきます。
確認しておきたいポイント
- プランに含まれている内容
- 別途費用がかかるもの(オプション)
- 人数が増減した場合の対応
後からのトラブルを避けるためにも、
**「何が含まれていて、何が別料金か」**を
遠慮せず確認しておくことが大切です。
ポイント①|事前相談の重要性
打ち合わせの場は、
精神的にも時間的にも余裕がありません。
そのため、
- 元気なうちに
- 複数の葬儀社へ相談し
- 見積もりを取っておく
ことで、いざという時に落ち着いて判断できます。
※葬儀の形式については、
以下のコラムも参考になります。
「広島市のお葬式の種類|宗旨宗派ごとの違いと広島市ならではの事情」
骨壺の大きさについて(広島市の特徴)
広島市では、
**5寸の骨壺(直径約15cm)**が一般的です。
多くの場合、
特に指定がなければ5寸の骨壺が用意されます。
注意点
- 5寸の骨壺では、すべてのお骨を収めることはできません。
- 入りきらなかったお骨は、
火葬場から指定の寺院へ送られ、供養されます。
ポイント①|すべて収骨したい場合
- 7寸・8寸などの大きな骨壺が必要です。
- 事前に葬儀社へ伝えておく必要があります。
ポイント②|収骨しないという選択
広島市では、
火葬後に収骨せずに帰るという選択もあります。
理由としては、
- 納骨する場所がない
- 将来お墓を持つ予定がない
- 墓じまいをしている
など、さまざまです。
この場合、
火葬場で所定の書類提出が必要になるため、
必ず事前に葬儀社へ相談してください。
ポイント③|分骨を希望する場合
- 分骨には専用の書類が必要です。
- 例:自家墓と寺院の2か所へ納骨する場合など
- 必ず打ち合わせ時に伝えておきましょう。
菩提寺がない場合のお経について
「特に菩提寺はないけれど、
お経はあげてほしい」
というご相談も少なくありません。
そのような場合は、
まず葬儀社へ相談してみるとよいでしょう。
寺院の紹介が可能な場合もあり、
今後のお付き合いも含めて
無理のない形を一緒に考えてもらえます。
次回予告
- 通夜振る舞いの考え方
- 精進落とし(食事)のタイミング
- 広島市ならではの慣習
について解説します。
【広島市で亡くなったときの流れ|全6回シリーズ】


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