広島市で亡くなったときの流れ【第1回】ご逝去直後にまず行うこと

はじめに|このコラムについて(全6回構成)
このコラムでは、広島市でご家族が亡くなられた場合の流れを、
葬儀社の実務経験をもとに、できるだけわかりやすくまとめています。
インターネット上には全国共通の情報が多くありますが、
実際には 地域によって対応や慣習が大きく異なる部分も少なくありません。
本シリーズは、以下の 全6回構成でお届けします。
- 第1回:ご逝去直後にまず行うこと
- 第2回:ご遺体搬送と安置について
- 第3回:葬儀日程と打ち合わせの進め方
- 第4回:広島市の葬儀内容と地域特有の考え方
- 第5回:広島市の火葬場と利用方法
- 第6回:火葬後から四十九日まで(初七日・納骨・香典返し)
「今まさに困っている」「何から考えればいいかわからない」
そんな方が、必要なところだけ拾い読みできる内容を意識しています。
ご逝去の連絡が入ったら
亡くなられた場所によって、最初の流れが少し異なります。
病院で亡くなられた場合
- 夜間・早朝であっても
葬儀社に連絡し、ご遺体の引き取りを求められることが多いです。
施設で亡くなられた場合
- 朝まで待ち、医師の診断後に
ご遺体の引き取りとなるケースが一般的です。
ご自宅で亡くなられた場合
- ご逝去に立ち会っていた場合は
主治医による死亡診断書が発行されます。 - 発見が遅れた場合などは
警察による検案となり、死体検案書が発行されます。
ポイント①|死亡診断書(死体検案書)はとても重要
死亡診断書(または死体検案書)は、
亡くなったことを証明する最も重要な書類です。
これがなければ、その後の手続きは一切進められません。
コピーは多めに
原本は役所へ提出するため、手元には残りません。
後の手続き(保険・年金など)でコピーが必要になります。
※広島市では、葬儀社があらかじめ複数部コピーを取ってくれることが多いため、
ご遺族が慌ててコピーを取りに行く必要はほとんどありません。
「役所に行かないといけない?」と心配される方へ
インターネットの情報を見て、
「死亡届は遺族が役所に出しに行くもの」
と認識されている方も多くいらっしゃいます。
実際に、
「役所にも行かないといけないんでしょ?」
と聞かれることは、広島市では少なくありません。
しかし、広島市の場合は、基本的に葬儀社が死亡届の提出手続きを行います。
そのため、
- 亡くなった直後に役所へ行く必要はない
- 深夜や早朝でも、無理に動く必要はない
というケースがほとんどです。
ネット上の「亡くなった直後にやること」という情報を見ると、
役所手続きが強調されていることがありますが、
広島市では実務上、葬儀社が対応する流れが一般的です。
まずは落ち着いて、
葬儀社へ連絡し、指示を受けていただければ問題ありません。
ポイント②|夜中でも葬儀社に連絡して大丈夫です
特に深夜に亡くなられた場合、
「こんな時間に電話していいのだろうか」
「どこに連絡すればいいかわからない」
と戸惑う方がとても多いです。
- 葬儀社は基本的に24時間対応しています。
- 夜中の連絡は珍しいことではありません。
いざという時に慌てないためにも、
事前にいくつか葬儀社を調べておくことをおすすめします。
広島市ならではの特徴(逝去直後)
広島市では、
- 火葬場の混雑が比較的少なく
- 首都圏や大阪のように
火葬まで数日〜1週間待つケースはほぼありません
そのため、
- 亡くなった当日や翌日に
通夜・葬儀の日程が決まることも多く - ご逝去から葬儀までの流れが
比較的スピーディーに進みます。
この点は、全国情報と大きく異なる部分なので、
次回以降でも詳しく触れていきます。
次回予告
- 葬儀社が来るまでにやっておくこと
- 自宅安置と安置施設の違い
- 最初の電話で伝えておきたいポイント
を、広島市の実情に沿って解説します。


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